夏祭り事件⑤
- 2026.01.16
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お祭りが
行われる神社へ向かう私たち。神社に近づくにつれ周りは次第に賑やかになっていった。重い空気からの解放感と夏祭りの空気にワクワクした気持ちになる。イチもゴウちゃんに会えることが楽しみで嬉しそうにしていた。私たちが到着して少し経ってから、ゴウちゃん達がやってきた。Nちゃんご夫婦とゴウちゃん、それからゴウちゃんの下のお子さんの4人だ。我が夫は休みで家に居るのにあの通り不貞腐れてこの場には居ない(来られても嫌なんだけど笑)こういう時2人の子どもの面倒を同時に見るのは本当に大変だった。特に色々抱えているニコには気を付けてやらなければならない事が沢山あり、ニコのケアをしつつイチの面倒も見るとなると1人だと本当に大変で、あと1人ちゃんとした(←これ重要!)大人が居たらなぁとよく思っていた。そして、こんな大変さも知らずに偉そうに威張っているトーフのことを考えるとイライラした。


Nちゃんの
夫さんは子ども達の面倒もよくみてくださり、Nちゃんとフラットな立場に居る人なのが見ていてよく分かった。そういう夫さんを見かけると素直にいいなぁと思うのと、我が夫の言動に情けなさを覚えたり、子どもたちに対して申し訳なさを感じたりした。当時の私はこんな夫さん(Nちゃんの夫さんのような)は珍しい、素晴らしいと思っていた。しかし、実はこちらがスタンダードな父親の姿で、我が夫がレアなケースだったということをこのあと時間をかけてジワジワと知っていくことになる。

さて
Nちゃんご家族と一緒に過ごし、空が暗くなり始めた19時頃、Nちゃん達はそろそろ帰ろうかなと言い出した。確かにそんな時間だ。自宅へ帰る…と考えると途端に気分が重〜くなった。正直言って帰りたくない。しかしいつまでも神社にいるわけにはいかない。子ども達はまだカキ氷しか食べていない。晩ごはん…どうしよう…と思う。家にあるもので食事の仕度はできそうだけれど、 トーフが家にいるのであれば真っ直ぐ帰りたくないと思った。家にいるのか出かけているのか、もし出かけているのであれば一体何時に帰ってくるのか…全く分からない。トーフが家にいたら嫌なので、結局自宅とは逆方向のスーパーに寄って何かお惣菜を買って帰る事にした。外は暗くなり始めているのに、幼い子どもたちを連れ回している事にも罪悪感を覚えた。つづく

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