退院後の生活と私の仕事について
- 2021.08.23
- 2人目育休中(退院後)

こうして
ニコは自宅へ戻ってきた。本当にうれしいことだった。ニコが帰ってきたことで変化した事が沢山あった。まず、毎日着けていたマスクを外した。私がニコのところへ菌を運んではいけない、また自分が体調を崩してしまえば病棟へ入れない。予防の為、外へ出る時には必ずマスクを着けていたし、病棟へ入る際には新しいマスクをつけるなど、とにかく気を遣っていた。そしてイチの時に使ってからずっと出番を待っていた抱っこ紐がフル稼働し始めた。これまで上の子の手を引きながら抱っこ紐で下のお子さんを抱っこするお母さんを眺めては羨ましく思ったり、ニコが自分の腕の中にいないことに悲しさを感じたりしていた。なのでニコを抱っこしてイチと歩くことができた時とても嬉しかったし幸せを感じた。
それから
午前中の過ごし方がガラッと変わった。これまでは午前中に家事の全てと夕飯の支度まで終わらせて、午後は病院へ向かっていた。とにかく毎日バタバタだった。でもニコが帰ってきてくれたことで、午前中に全てを終わらせる必要がなくなった。午前中の日差しが差し込む部屋で遊んでいるニコを眺めながらゆっくりと家事をする。幸せだった。退院の翌日、遊んでいるニコに「オムツ替えようね」と声をかけてオムツ替えした時、嬉しくて涙が出た。抱っこ紐のことも、オムツ替えのことも、本当に何気ない日常の一コマだけれど、私にとってはそのひとつひとつがキラキラ輝いて見えた。この半年間、不安な気持ちを抱えつつ先の見えない入院生活に付き合い続けていた、そんな私にとって何気ない日常の一コマは夢の様な憧れのような時間となっていた。何気ない日常を送れるということは本当に本当に幸せな事なのだ。

そして
このタイミングで考えなければならないことがあった。私の仕事復帰についてである。私の育休のリミットが迫っている事はよく分かっていたけれど、入院中のニコの保育園を探そうとは思えなかったし、退院が見えてきた時も保育園を探そうとは思えなかった。退院できたときも、重い持病を抱えるニコを預けてまで仕事復帰しようとはどうしても思えなかった。私は上司に半年間の育休の延長は可能かと尋ねた。答えはNOだった。預け先が見つからないという理由以外の育休延長はできないとのことだった。私は「では育休終了と同時に辞めます」と退職する事を即決した。仕事は好きだったし、子どもが出来ても最前線でバリバリやりたいという気持ちはあった。でもこの状況でニコを預けてまで働くことは考えられなかった。こうして私はニコの1歳の誕生日から専業主婦となる。そしてこのタイミングでトーフの横柄さは更にパワーアップしていくことになる。

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