プチ家出事件①〜始まり〜

前回の

ソース事件の翌日(私がトーフの意見を採用して黙〜っていてイチが遅刻した日)の夜、Hちゃんとサンちゃんと晩御飯を食べる事になっていた。前日のトーフの発言を受けてだったか、元々約束していたのか忘れてしまったのだがHちゃんとサンちゃんに我が家へ来てもらう事になっていた。晩ご飯とはいえ、私とHちゃんは飲んでつまむぐらいで、必要なのは子ども達とトーフの晩ご飯だった。うどんを用意していたのだが、結局他の物を食べ、うどんは手つかずだった。

うどんは

そのままトーフの晩ごはんにする事にしようと思ったが、うどんだけだと文句を言いそうなので、Hちゃん達がいる間にだし巻き卵も作っておいた。いま改めて考えるとフラットな関係であれば『うどんあるから食べたいおかず買って来てね』とでも連絡すれば済む話で、そこまでしてやる必要は無い。しかし我が家はそうでは無かった。因みにこの日うどんにしたのは、簡単に出来るということと、うどんであれば食べる前にスープに入れれば良いので、麺が伸びているとトーフに文句を言われないからだ。

前の日

「サンちゃんに来てもらったらええ」などと機嫌良く言ったトーフだったが、実際に顔を合わせた時に微妙な空気になる事は想像に難くなかった。なのでこの日は『帰る前に連絡ください。帰宅前にお開きにします。』とLINEを入れていた。だいたい23時半頃帰宅するトーフ。翌日は土曜で子ども達もHちゃんも休みなので、多少遅くなってもいいだろうと思っていた。そんな事を考えつつ飲み飲み語っていた22:50頃。私の携帯が鳴った。つづく