離婚が見え始めた事件㊼〜日中から夜〜

この日の日中

子ども達を連れて出かけた。家を追い出され、帰宅したその日に父親から酷い事を言われたイチの気持ちを考えると胸が痛かった。心の隙間は、物では埋まらないのだろうが、子ども達に少しでも楽しい気持ちになって欲しいと思い、おもちゃを買った。私の両親からこどもの日用にと貰っていたお金を使わせてもらった。トーフは機嫌が悪いと「誰の金でそれを買ったの?」などと言う事があったので両親からのこういうお金は有り難かった。この日トーフは仕事だったので日中も夜も顔を合わせる事なく平和な1日を過ごし、子ども達は早めに寝ることができた。

前の日

リビング横の子ども部屋に布団を敷いて寝ようとしたところトーフに止められたのだが、正直言って寝室で皆で寝るのは物理的にもキツくなっていて、子ども達と広々と寝たいと思っていた。このタイミングが寝室を分ける絶好の機会だ。私はまたへりくだってトーフにLINEした。『お仕事お疲れ様です。寝るのにソファーじゃ疲れが取れないんじゃないかと思って。あなたの邪魔でなければやっぱり子ども部屋に布団を敷いて寝ようと思いますが、どちらがいいですか?…』すると『ではそれで結構です』という偉そうな返信が来た。そしてこの翌日からトーフと私たちの寝室は別々になった。つづく

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