この頃の日常 episode8

この頃

私は自分の仕事を持ちたいと考えていた。持病のあるニコを今すぐ預けて外で働くのは難しいけれど、在宅でできる仕事だったら…と考えて在宅ワークの求人を見たりしていた。その中でイラストの仕事を見つけて、応募してみることにした。応募の為の課題の絵を描いていたある日、トーフが仕事から帰ってきた。いつもより少し早めの帰宅だった。本当はこんな風に絵を描いているところをトーフに見られたくなかったのだが、急いで片付けるのも変なのでそのまま描き続けていた。するとトーフ氏、絵を描いている私を見て「いいなー、俺も絵とか描きたいなぁ」とまるで私が暇人の様に言いやがった。へぇー。お前絵描くの好きだったっけ?描いてるの見たことないけどw 描きたいなら休みの日に寝過ぎてる時間を削れば幾らでも描けるんじゃないの?描けば?と思う。

トーフが

こんな事を言った心理としては『俺は仕事で忙しくて絵を描く暇なんて無いのに、専業主婦は暇潰しに絵なんか描けちゃっていいなぁw』とマウントを取りたかったのだと思う。確かに私は絵を描く事が好きだけれど、今はただの暇つぶしとか子どもが落書きを楽しむ様にこの絵を描いているわけではない。そもそも優雅に絵を描くことを楽しむ様な時間は私には無い。絵を描いている私を小馬鹿にする様なトーフの発言にイラッとして「絵の仕事見つけたから応募しようと思って」と返した。するとすかさず「幾ら?幾ら貰えんの?それで?」と返ってきた。まずそれ聞くんだ。…なんかもっと他に言い方あるんじゃないの?と思う。

トーフの

そんな返しにうんざりした私は「…あぁ…もういいわ」と会話を切って、それ以上情報開示するのをやめた。こいつに私の情報を色々与えてしまうと、また何かあったときに私の事をバカにする…というか貶める為の材料にされてしまう。ライターの話の時にそれは経験済みだ。こいつの前でベラベラと喋り過ぎてはいけないのだ。黙ってしまった私に気分を害したらしいトーフは「なんやねん!仕事するんやったら幾ら貰えるか気になるやろ!もうええわ!」とキレた。無能な専業主婦の私が暇でお絵描きしているとバカにしてマウントを取ったつもりが、逆にトーフにはできないイラストの仕事だと言うのでイライラしたのだろう。なので一番にギャラを尋ねた。安かったら「その程度かwww」とバカにして安心できたのだろうが、私が黙ってしまったので完全に見下す事ができずキレたのだろう。本当にめんどくさいヤツ。次回は少し長めのepisode9を

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