ソース事件⑤〜始まった•••〜

私が

トーフに頼まれた物をキッチンの隅にドカッと置いて放置した事にトーフはイラついた様だった。トーフは私が床に置いた袋の中をゴソゴソと漁り始めた。大丈夫、何度も確認しながら一生懸命買い物してきたのだから突っ込まれるところはない…と思っていたら…攻撃が始まってしまった…。トーフは「あれ〜?!ま〜たソース忘れてきたんちゃうか〜?!」と、嫌味ったらしく大きな声で言った。そしてその後すぐに「はぁ〜〜〜っ!!」っと大袈裟に大きなため息をついた。その言動で「まったく、買い物ひとつロクにできないのかよ!!本当に無能だな!」とでも言いたいのだろうというのはすぐに分かった。

ソースとは

お惣菜コーナーに『ご自由にお取りください』と置かれている小さい袋に入ったソースの事だ。そのソースが袋に入っていない事でトーフは私を責め始めた。私はトーフが汚ない字で付箋に書いた物を一生懸命買い物してきた。漏れも間違いもないのは何度も確認済みだ。トーフが私によこしたその付箋には『ソース』なんて書いてなかった。なので「は??ソース??ソースなんて書いてなかったけど。だいたい人に頼んでおいてその態度何なの?」とでも言ってやれば良いと思うが、この時の私は迂闊にもミスった!と思ってしまった。付箋の内容は完璧に買ってきたので、というか買ってきてやったので堂々としていれば良いのに、ミスった!という気持ちが表情に出てしまっていた。

この時の私は

あんなに嫌なことを言われながら一生懸命買い物してきたのに、まだ何か言われるのか…とうんざりしていた。困った様な表情をしていたと思う。私はその困った表情のまま(こんな事言ってやる必要ないのに!!)「…なに?取りに行ってくればいいの?」とトーフに尋ねた。この雨の中わざわざ無料のソースを貰うために少し遠くのスーパーまで行くなんて馬鹿馬鹿しい。そもそも自宅にソースはあるというのに、本っ当に馬鹿馬鹿しい。時間の無駄だ。私がここまでしてやらなきゃいけないの??とモヤモヤした。私のこの問いに対してのトーフの返答は…?!つづく

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